Introductory text
ラリーレイドでのZXの成功が、新たな希望の原動力となりました。 シトロエンは、レース用クサラの開発を続けました。 クサラ・キットカーが1998年フランス大会で注目を集めます。 2000年にクサラT4がこれに続きます。 ただし、クサラWRCの名の下で、伝説が生まれたのはその翌年でした。
ギ・フレクラン、続いてセバスチャン・ローブ、そのコ・ドライバーのダニエル・エレナとその同僚が操縦したクサラWRCが、合計32のラリーで優勝したのです(セバスチャン・ローブが28回、カルロス・サインツが2回)。
2003年から2006年にかけての3年間、世界大会で、世界ラリー選手権マニュファクチャラーズタイトル、世界ラリー選手権ドライバーズタイトル3冠、WRCの世界ラリー選手権コ・ドライバーズタイトル3冠に輝きます。 神話の誕生です。 その後間もなく2007年にはC4 WRCとして生まれ変わります!